The New Hippies - ザ・ニュー・ヒッピーズ -

The New Hippies - ザ・ニュー・ヒッピーズ -

がまんした方がいいことと、がまんしない方がいいことがあるよ。

日本人って窮屈なのかもしれないね、

私は日本で育って日本の本もたくさん読んでたけど、
高校生くらいからは海外の本ばかり読むようになったんだ。
家の隣が本屋さんだったから、
好きなだけ本が読めたの。
最初は小説や物語が好きだったけど、
ビジネス書の方が面白くなって、
ビジネス書ばかり読むようになった。
ビジネス書には哲学が詰まってるから、
考えさせられることが多くて、
みんな挑戦し続けている人たちや
何かを成し遂げた人たちだから
読むと勇気が湧いて来たり
元気になれたりしたからね、
 
松下幸之助さんや、
一番ハマって一番好きだったのは、
ソニーの創業者の盛田昭夫氏。
でもその後今でも私の中の一番は、
 
19歳から21歳までは単身アメリカへ行ったら、
世界観が変わっちゃった。
アメリカと言っても縁があって、
ど真ん中の カンザス ってとこに行ったわけ。
 
他人への優しさ、
他人への愛、
笑顔、
勇気、
とにかく“生き方”の基礎を全部学べた気がする。
 
絶対もう一度カンザスに戻って
1か月間だけ住んだホストマザーとホストファーザーに会いたくて、
その思いをずっとずっと抱いて頑張ったんだ。
 
15年後、達成したよ。
最愛の夫と子供3人も一緒に。
 
そしたら今度は、私以外の4人も世界観すっかり変わってしまって、
3か月の旅の後、
子供たちは小学校を自主退学しちゃった。
 
日本も随分と変わってきたとは思うけど、
まだまだ、考え方が“きついな”って思うことがよくある。
聞いてると窮屈になって、
心が小さくなってしまいそうになる。
人のことはいいじゃん、ほっといて、って思うこともよくある。
自由な思考があんまりできなくて、
特にほら、子供たちは世間の常識とはかけ離れた考え方するし、
主人も変わり者だからね、
“変わり者”って最高だって思うね。
人と意見合わないけど、
今では、みんなと同じ意見になることを恐れてるね、
だから主人から、子供たちから、刺激を受けることが楽しい。
 
今の世の中、みんなと同じ考えしてたら、
“幸せ”にほど遠くなってしまう気もするよ、
 
忍耐、大事だけど
身体壊すようなのとか、
精神壊すようなのはダメだよ、
早めに気づけない時は、
周りが気づいてあげないとね、
 
一番の喜びは、
自分よりも愛する人がいることと、
その人が元気に笑ってること。
じゃないかな。