『アラフィフ』 - 雪。
おはようございます、アラフィフのRiekoです。
今日は珍しく外が雪景色。
今年は暖冬なので、雪景色は見れないかな、と思っていましたが、
2月にはやっぱりこんなに芯から冷える日が来るのですね、
ちょうど2週間前まで、父が隣に住んでいたかと思うと、
寒がりで寒さが苦手な父が、この寒さを1人で過ごさなくて良かったなって
自分をなぐさめているのかな、雪景色を見ながら思いました。
今頃、大好きだった母と一緒に痛みも辛さも不安もなく
幸せに過ごしているんだろうな、って思う事で悲しみを払しょくしています。
特に父っこというわけでもありませんでしたが、
父を思うと今でも寂しくて仕方がありません。
今まさに同じ思いをしてある方も日本にはたくさんいるんだろうな、
母の時も同じく、いつも心の中の疑問は、
“人は死んだらどこに行くのだろう”という事です。
天国とか言うけど、本当に存在するのかも分からないし、
霊と言うけれど、本当にいるのかも分からない。
脳で生きてる気がするけど、悲しいと心臓が痛い。
経験は心臓を強くしてくれているし、
科学では説明できない不思議なことはよく起きる。
つまり私たちには、自分が何かを信じる事は出来ても、
死後の世界や、不思議な出来事を本当に信じることはできないのだと思いました。
お墓も、仏壇も、宗教も、神様も、どうしても私には信じることができない。
近くにたくさん宗教を信じている人、私に説得しようとする人、
説明する人が子供の頃からいたけれど、どうしても私にはそれを信じることができませんでした。
宗教家を見ていると、神様や信じるものがあって“楽だろう”とは思います。
何かに頼れるし、神様が導いてくれるって信じて疑っていないので、
全てを神様という言葉で解決してあるから。
宗教を非難も否定も批判もしないけれど、ただ自分が信じることができないだけ。
無神論者の私はいつだって“自分と向き合う”しかないし、
親友であり、恋人であり、仕事のパートナーでもある、主人と話し合い、乗り越えるしか方法はありません。
それでも二人が、“不思議”と感じる出来事はこれまでの約50年間にちょこちょこあります。
8年前の母の死の時には、日本語でも英語でもとにかく“今”母がどこにいるのかを知りたくて、毎日何時間も死後についてインターネットで調べましたが、答えはいまだに分かりません。
ただ、2週間前に父が亡くなって火葬した後に“あ、父は亡くなってやっと母と会えた”という思いになれたし、二人の遺骨を並べて“父と母が一緒にいる”って感じれるようになりました。
ただ自分を救いたいだけなのかもしれません。
父の死は、誰にも言わずに兄弟とその配偶者だけで小さく密葬しました。多分いまだに知らない人がほとんどだと思います。そしていつか誰かに、「亡くなったらしいよ、」と聞く時が来るでしょう。“どうして教えてくれなかったの!”と怒る人もいるかもしれないけれど、私たち兄弟は自分達から言って回る事を誰一人望みませんでした。きっと父がそういう性格だったからだと思います。
父と母がアラフィフの時の写真が目の前にあります。ハワイでの写真です。あと2枚はアラシックスの時の二人。スペインとギリシャ。
二人で200人前後のスタッフを抱え、20店舗の店を持ち、年商30億の売り上げをつくっていました。家庭を顧みずだった以外は、理想的な二人でした。
それからまるでパズルのピースが一つ取れたが為にパラパラとそしてバラバラと崩れ落ちた二人の人生を見続けるのも辛いことでした。
私たち夫婦は、二人から多くの事を学び、そして“いいとこどり”をしています。
家族が一番、幸せが最優先。
好きな事を仕事にして、毎日を笑顔で生きる。
実践中です。
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