The New Hippies - ザ・ニュー・ヒッピーズ -

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アラフィフ - 業種によっては、学歴よりも経験

こんにちは、アラフィフのRIEKOです。

 

私は商売人の家に生まれ、一般家庭とは異なる生活環境の中で育ちました。しかし、当時の商店街というのは、商売人の集まりですから、小学校はみな商売人の子供達です。自分の家庭や自分の育った環境が“一般的”とは違うことに全く気が付いていませんでした。私が育った環境が特殊だったと気づいたのは、主人と結婚し、一緒に商売をするようになってからです。

 

主人はサラリーマンのお父さんと、専業主婦のお母さんという私たちが幼い頃は多かった家庭環境の中で育ちました。お父さんもお母さんも彼に商売人になって欲しかったわけではなく、安定した収入があるサラリーマンになって欲しかったと思っていたようです。

 

結婚した当初、主人は叔父さんの会社に預けられていて、その後1人親方の所で働いていました。私は結婚当初から“自分で”仕事をしていました。商売を意識したことはありませんでしたが、お金が無ければ、お金が足りなければ、自分で見つけた仕事をすることは、私にとって当たり前の考えでした。

結婚後、自分の時間に余裕がなくなりましたが、11時から16時までだったら商売ができると考え、チラシを作り近所に配ると大好きな英語を教え始めました。ある日自分よりも優秀な生徒さんがお見えになりました。私は彼女に教えることはできなかったので、その夜に新しいチラシを作成し、また近所に配りました。英会話・英語 入門&初級 教室 です。これによって、AもBも分からない方がたくさん集まってきてくれました。また、子供が出来ると子供を抱っこしたまま時にはおむつを替える必要もあったので、今度は格安英会話教室に変更しました。これもなかなかのヒット。次の子供が産まれるとさすがに英会話教室を続ける事はできなくなったので、アクセサリーの本を買ってきてビーズアクセサリーを作って委託販売に変更しました。三男が生まれると自分の化粧品をサンプルに、訪問販売を始めました。

 

こうして初めの一店舗をオープンし、通販も始めたのが2000年です。忙しくなると主人にも手伝ってもらい、以来二人で商売人となりました。24時間一緒にいて仕事の話をする中で私の育った環境が“一般的”ではないことを知りました。

 

20年間主人と二人で商売をしてきましたが、去年からそれまでプロのテニスプレイヤーを目指していた三兄弟も一緒にファミリービジネスに変更しました。

 

今はデザインの仕事を主にしているので、クライアントの方がたは自営業の方が多くなりました。アラフィフの子供達は今ちょうど大学へ行っている位ですが、職業によっては学歴よりも経験が早道の場合も多々あります。

 

今朝はそんなことをちらっと考えたりなんかしながら慌ただしい午前中を過ごしました。

Rieko

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